連続でお届けしている、羽田~ドバイ~ニースの空の旅。機内での過ごし方に続き、ドバイ空港でのトランジットについてご紹介します。
ドバイ空港での乗り継ぎですが、大変限られた時間でした。なんと離陸まで1時間!搭乗時間で考えると40分!さぁ、間に合うのでしょうか…。
国際線乗り継ぎ 必要な手続き
同じ航空会社でのトランジットの場合、手続きは特にありません。羽田~ドバイ~ニースまで、全てエミレーツ航空でしたので、チェックインは羽田で済ましてありますし、荷物をピックアップする必要もなし。やることとしては、保安検査場での手荷物チェックぐらいです。国内線への乗り換えの場合はイミグレーションなどあり、この限りではありません。
羽田での手続きの際、乗り継ぎ便の搭乗チケットも発行されるのですが、出発ゲートについては、空白の状態で受け取ります。その時点ではまだ決まっていないので、確認できないのです。
ですので、空港に到着してから案内板にてゲートを探す必要があります。便名、目的地、出発予定時刻などが、モニタにズラッと並ぶなかから、ご自身の搭乗券に記載された便を見つけてください。
事前にチェック ドバイ空港の案内図
搭乗前の過ごし方の記事でもお伝えしましたが、ドバイ空港、とても広いです。ひとつひとつのターミナルが長いです。簡単にですが、空港のマップを作成してみました。
ご覧のように、徒歩で移動できる箇所と電車やバスを利用する箇所があります。到着するゲートが、次の便と同じであればよいのですが、別々だと、移動するだけで相当時間がかかってしまいます。
今回トランジットの時間が短いことは、前もってわかっていたので、予め、ドバイ空港のホームページをチェックしたり、似たような経験をされた方のブログ記事などを拝見して、情報を集めておきました。多くの方が「一つのターミナルを端から端まで歩くのに30分程度」と書かれており、長時間のフライトで疲れているとてボサッとしてられないな、と緊張しました。
マップを印刷したりメモに書き落としておとして持っておくと、当日ゲートさえ分かれば、すぐに向かうことができるので安心ですよ。
乗り継ぎ便 間に合ったのか?!
不安な気持ちを抱えつつ、とにかく走る覚悟をして、飛行機を降りました。
Transitと書いてある矢印を見つけてダッシュ!途中で案内ディスプレイを発見したので、ゲートを確認しました。何かあったらエミレーツスタッフを捕まえて、ゲートナンバーを言おう…。
まずは保安検査場で手荷物検査を受けます。運よく混雑しておらず(むしろ誰もいなかった)スピーディーに終えることができました。さてここからが難関です。飛行機は待ってくれません。いかに効率よくたどり着くか…。
ドキドキが収まらないまま!
保安検査場を飛び出すと!
なんと!
目の前が、目的のゲートでした!!!!!
ラッキーすぎます。思わず「私もってるわぁ」と声に出してしまいました(笑)
念の為、搭乗口のモニタでも、チケットの記載された内容と相違ないか確認。搭乗時刻まで25分ほどだったので、すでに沢山の人々が集まって待機していました。少しホッとして、私のフライトでの必需品、1ℓの飲料水を買いに行きました。
いかがでしたか。
今回の私のケースはかなりレアだと思います。それまでに、目の前にゲートが現れたことなんてありませんでしたから。
短時間での乗り継ぎの場合、自力で間に合わせるのは困難だと航空会社が判断すれば、搭乗ゲートまで付き添うためにスタッフが降り口に来ていたりします。
また小さなことではありますが、乗り継ぎ前のフライトにおいて、着陸後サッと飛行機を降りられるように、シートベルトサインが出る前に、荷物をまとめておくのも時間短縮になります。
事前に情報を集めて、首尾よく運ぶように備えましょう。
HANAE