海外に行かれる際、パッキングってすごく悩みますよね。スーツケースの中身についてはあれやこれや考えても、案外忘れがちなのが、手荷物だったりします。
長時間のフライト、できるだけ快適に過ごしたい。慣れない空間で、ストレスをなるべく減らしたい。これから飛行機に乗る予定の方は、少なからず頭をよぎると思います。
パスポートやお財布など必須なものとは別に、飛行機の中で、出来るだけ心地よい時間を過ごすために、私が事前に用意する機内持ち込みの手荷物は、以下の通りです。
・防寒具
・充電ケーブル
・歯ブラシ
・基礎化粧品
・ペン
一つずつご紹介します。
※なお、機内持ち込み荷物には、規定が定められています。実際のルールについては、各社航空会社のホームページでご確認ください。預け荷物に入れることができないため、手荷物にせざるを得ないものも。このページでは、あくまでも、快適に過ごすためのアイテムを紹介させていただきます。
防寒具 寒さ対策は万全に
具体的には、カーディガンやパーカーなどの、上着。首元に巻いたり肩に掛けられるような、ストール。靴を脱いでも足元が冷えないように、レッグウォーマーなどです。
季節問わず、機内は冷え込むことが多いです。私自身、元々寒いのが苦手というのもあって、安心して過ごせるよう、機内環境に対応できる準備しておきます。
もちろん暑く感じたときのことも考えて、生地の薄いトップスを中に仕込んでおいたりもします。(が、大概の場合、結局めちゃくちゃ寒いです。)
また、防寒という意味ではブランケットも強い味方。国際線の場合、通常は座席に一人一枚ずつ用意されていますが、もう一枚使いたいという方は、遠慮せず、乗務員さんに尋ねましょう。
May I have an extra blanket, please?
と言えば、余りを持ってきてもらえますよ。
私はいつも一枚余分にお借りし、ひざに掛ける用、上半身を包む用、にしています。
充電用ケーブル 機内でも充電できます
機内では、座席のディスプレイでエンターテイメントコンテンツを楽しむことができます。
しかし長時間にわたる移動、音楽を聞いたり、お仕事の資料を作ったり、機内でもスマートフォンやタブレットなどの電子機器を使いたいという人がほとんどだと思います。
そんな電子機器たち、機内でも充電をすることができます。今回お世話になった、エミレーツ航空、ポーランド航空では、座席のモニタの周辺に電源がありました。コンセントとは別に、USB差し込み口も。モバイルバッテリーを持参していましたが、結局使ってないですね。スマホの充電は、こちらのお世話に。
おかげでフル充電状態で、目的地に到着できました。スマホさえあれば何でも調べられますが、充電切れちゃうと何にもできませんからね。
なお、航空会社によって異なるので、事前にお調べになることをおすすめします。
歯ブラシ 持参するのがおすすめ
個人的には使い捨てがお気に入りです。歯磨き粉が元々歯ブラシについている、個包装、数本セットが好み。百均で手に入ります。
なぜ使い捨てか、というと荷物が増える一方の旅行において、小さくても減っていくのが少し嬉しいという気持ちです。
食事のあとや、気分をすっきりさせたい時、歯ブラシをサッと一つポッケにいれてお手洗いへ。あとから来る人のことを考えて、歯磨き自体はサクッと済ませるようには心がけていいます。少しでも時間を短縮できるよう、歯磨き粉付きのものを選ぶようになりました。
航空会社によっては、サービスの一環として、座席に備え付けてある場合もあります。今回は、エミレーツ航空がそうでした。しかし、この歯ブラシ、でかいのです…。試しに使ってみましたが、歯茎まで磨いてしまいそうな勢い。歯ブラシもくれるん!至れり尽くせりやん!と感じたのですが、使ってみて、持参してよかったと思いました。
気分転換が難しい機内でも歯を磨くなどのちょっとしたことでリフレッシュできますよ。
基礎化粧品 乾燥対策スキンケア
私はいつもお化粧をしないで飛行機にのります。なぜか。ノーメイクだとスキンケアがいつでもできるからです。
持ち込みスキンケアのラインナップ
・ふき取り化粧水+コットン:機内では洗顔できないので便利です。
・フェイスパック: 時間が沢山あるので、普段できないケアも楽しめます。
・化粧水: とにかくバシャバシャ使うこと。量多めに。
・クリーム: しっかりお肌に蓋をします。デコルテまで塗ります。
・リップクリーム: ひび割れる前にまめにサッと。
・ハンドクリーム: 手だけでなく、腕など露出している部分にも。
座席のモニタで、機内エンターテイメントコンテンツを楽しみながら、マイペースにゆっくりとお肌のケアをすると、優雅な気分になれるので、個人的に気に入っています。
人前でスキンケアをすることなんて、日常生活ではありませんが案外周りからは気にされていないものですよ。
もちろん、周囲の座席の方々が快適に過ごせるよう、お邪魔にならない配慮は持たれてくださいね。
ペン 必要書類記入用
必須ではないですが、あると便利です。
国際線の場合、国や地域によっては、機内で出入国書類を記入しなくてはなりません。内容は国ごとに異なります。アメリカだと税関申告書、イギリスだと入国カード、など。事前に書類の種類や詳細が知りたい方は、航空会社さんのホームページなどでチェックできます。
さて、これらの書類は機内で配布され、到着までの時間に、各自で記入をするのですが、通常は用紙のみが手渡されます。
ここでペンの登場です。もちろん、なくても大丈夫。乗務員さんにお借りしましょう。借りる場合、本数に限りがあり、順番待ちすることもあるので、サッと済ませてしまいたい方は、持参するといいですね。
いかがでしたか
飛行機の中で、気持ちよく過ごせるかは事前準備にかかっています。ご自身の普段の生活もヒントにしながら、用意を整えてみてください。
HANAE