小さい頃から本を読む習慣が身についており、普段から本を持ち歩くくらいの読書家です。かつ、飽きっぽいところがあるので、全く読まない時期とがっつり読む時期を繰り返しています。
なぜ読書が好きなのか、については別の機会でお話するとして、使い始めて半年経ったKindle Paperwhiteについて、私なりにおすすめしたい点とう~んな点をまとめました。
何といってもコンパクト
薄い!軽い!小さい!まずはこれに尽きます。
片手で持っても負担が少ないので、電車やバスで立っていてもサクッと読めてしまう。特にハードカバーの書籍と比べた時の差が歴然です。本を入れたいから大きめのバッグにしなきゃ、なんてことがなくなりました。小さいショルダーにポンっと入ってしまうので、本当に手軽です。
本棚ごとを持ち歩ける
子どもの時から、色んな背格好の本でいっぱいになった本棚を見るのがなぜか好きでした。
とは言え、一人暮らしのお部屋ではスペースに限りがありますし、沢山現物を所持するのは時代に逆行する気もする…。そんな風に思っている時に、読書好きの方からおすすめしてもらったのがKindleでした。本棚がまるっとかばんに入るなんて、なんだかロマンを感じます。
また、がっつり読書をする時期になると、私は決まって、何冊か並行読みをします。そんな私にとって、複数冊いっぺんに外出先に持ち出せるのはとても嬉しい。特に、移動中に本を読み終えると、その本はその後荷物でしかなくなるのが煩わしかったので、その点が解消されたのもお気に入りポイントのひとつですね。
目が痛くない!
画面を見るわけなので、どうしても目に負担がありそうだなと思っていました。
…全くです!めちゃくちゃ楽です!スマホやパソコンの感覚とは別物ですね。
スマートフォンなどの液晶はバックライトで、画面から目に向かって光が出ているのですが、Kindleではフロントライトで、画面を明るくしても眩しくないのです。目の疲労を理由に読むのを中断する、といったことはまずないですね。
実はばっちり耐水性です
私の愛用しているKindle Paperwhiteは、浸水しても平気なんです。
濡れちゃったとかではなく、水中にドボンしても大丈夫だそう。(試したことはない。)そう、湯船でだって電子書籍がが読めちゃうのです。
元々お風呂が大好きで、のんびりおうちで過ごすお休みの日は、陽の高いうちから湯船に浸かって、本を読むこともあります。至極のリラックスタイム。これまでは、本を濡らさないように、タオルを持ち込んだり台に乗せてみたり、色々工夫していましたが、結局は湯気で紙がふやけてしまうんですよね。その点、Kindleはあとで拭えばいいのですから、楽ちんです。
読み進めていく体感はできない
いいことばかりだと眉唾物でしょうから、紙媒体と比べたときのマイナスポイントもご紹介します。
端末をタッチするだけなので、指で紙を触ってページをめくっていくという作業がありません。いわば、五感のひとつの触覚が省かれるわけです。刺激が足りないのか、Kindleに慣れるまでは、読書中の集中度が薄かった気がします。
また、実際に本を手に取った時の、厚みや重みがありません。どれくらい読み進めたのか、目で分量を確認することもできません。Kindleでも「何パーセント読みました」等の表示は出せるのですが、いまいち実感は湧かないです。ゆえに、読了感を求めて読書する方にとっては、少々物足りなさを感じるでしょう。
基本的には、読み物向け
勉強で使う参考書なども、電子版で購入することができます。しかし、個人的にはおすすめはしません。
実際に本を用いて何かを勉強するとき、「あれってなんだっけ」と前後のページに行ったり来たりしませんか。指をページに挟んでおいて複数箇所を見比べたり、後ろの索引で調べものをしたり、など。そう、それは紙媒体だからこそ出来る使用法なのです。一度に1ページ分ないし1見開き分しか表示できないKindleにはできません。ページジャンプ機能もありますが、使いづらさは感じます。
また、図解が挿入されていたり、画として内容が組み込まれているものは、大変読みづらいです。スマートフォンのようにサクサク拡大縮小できるわけではありません。
Kindleは、小説やエッセイなど純粋な読み物には適していますが、その他、参考書や図解が多いものに関しては、かえって使いづらいと感じます。
いかがでしたか。
本を読む習慣のある方、特に本を持ち歩く方に、Kindleは大変おすすめです。端末自体はそれなりの金額ですが、Amazon Prime Dayなどお得に購入できるタイミングもありますよ。私としてはここ数年手に入れたもののなかでも、上位に食い込む大満足なアイテムです。
HANAE