続けてお届けしている、羽田~ドバイ~ニースの空の旅。搭乗前の過ごし方に続き、飛行機内での過ごし方をご紹介します。なお、今回お世話になったのは、エミレーツ航空です。
離陸前にもポイント 空いた座席に移動
飛行機の搭乗ゲートが締め切られてから、離陸体勢に入りシートベルトサインが出るまで、少し時間があります。
ここで私は客室全体をぐるっと見渡します。
2列シートや3列シートなど、複数席連続で空席な場所があれば、荷物を持ってGO!もちろん、座席を移動する旨は、乗務員さんにお尋ねします。私の場合ですが、これまでに断られたことはありません。
2、3席分使うことができると、身体を横たえて眠ることができます。これだけで睡眠の深さが違ってきますし、身体への負担もかなり軽減されると体感しています。旅の始まりならなおさら、移動疲れを残したくないですものね。
フライト中に睡眠をしっかりとることは、時差ボケ対策にもなります。最終到着地に合わせて、腕時計やスマホの時刻を設定し、なるべく現地時間の感覚を作っておきましょう。
私の他にも、同じように移動されている方がいました。国際線の長時間のフライトに慣れている方なのでしょう。タイミングを逃さず、サッと動いてしまうのがおすすめですよ。
機内で座席に配られるもの アメニティ
航空会社によって内容は様々です。ブランケット、クッション、機内エンターテインメントコンテンツ用のヘッドセットやイヤホン、以上の3つは、共通して貸し出しがあります。
今回往路でお世話になったエミレーツ航空では、座席に予め、アメニティポーチが備え付けてありました。中身は、アイマスク、耳栓、歯ブラシセット、靴下 でした。
このポーチ、デザインがかわいいのですが、どうやら、2020年ドバイ万博仕様とのこと。エミレーツは万博開催にあたり、主要パートナーなんですね。Expo 2020のサブテーマをデザインに採用したようです。デザインとカラーは、全部で6種類。コンプリートする方はいるのでしょうか。
さて、いただいたアメニティ、結果的に私はどれも使いませんでしたが、エコノミークラスであってもアメニティが豊富なのは嬉しいですね。ヘッドセットも耳の上から被せる形状のもので、耳が痛くならず、満足でした。
機内で使うものについては、手荷物についての記事でまとめております。そちらもご参考に。
機内エンターテインメント 座席モニタでできること
座席背面のディスプレイでは、様々なコンテンツが楽しめます。
映画、ドラマ、ゲーム、天気予報、ニュース、フライト情報、機外カメラのライブ映像、 などなど。また、液晶画面付きのコントローラーがモニタ下に収納されていました。プレイステーションポータブルのような見た目。これにはびっくりでした。
映画ひとつとっても、大変な本数が用意されていました。国・地域・年代も幅広く、充実したコンテンツ量。映画好きにはたまらないですね。
字幕機能も、もちろんついています。日本語が出るものばかりではないのは事実ですが、英語が理解できる方であれば、十分お楽しみいただけます。
今回私が、乗り継ぎ便も含め往路で観たのは次の3作品
・Knives Out(映画)
・Jojo Rabbit(映画)
・Keeping Up with the Kardashians(リアリティ番組)
映画2作品に関しては、元々映画館に観に行くつもりでいたので、ちょっぴりラッキーな気持ちに。
フライトに関する情報を見る画面では、今どの国の上空にいるのかを確認することができます。窓から地上の様子を見ながら、地図上のどこにいるのかを合わせてみるのも楽しいですよ。
液晶画面に疲れたら?
どんなにエンターテインメントコンテンツが充実していようが、ずっと液晶モニタを見続けるのは、疲労がたまってしまうもの。時差ボケ対策も考えて、寝る時間でもないなと思えば、私は読書をすることにしています。
私自身、普段からkindleを持ち歩いており、フライトにも持ち込みました。機内ではWi-Fi利用に制限があったり、有料である場合があるので、今回予め、何冊かダウンロードしておきました。kindleも画面を見るわけですが、スマホなどと違って、バックライトで目が痛むこともなく、明るさも調整できて、おすすめです。
荷物の心配がない方は、紙媒体の本自体をお持ちになるのもいいと思います。読書の習慣がない方も、飛行機という非日常空間でトライするいい機会かもしれませんよ。
いかがでしたか?
密閉空間で座りっぱなし、、、何度飛行機に乗っていも、疲れてしまうものです。機内環境は変えられませんので、その中でも自分なりにリラックスして、移動時間を楽しみましょう。
HANAE