空港に着いてから何をする? 搭乗前の過ごし方

3月初旬 フランス ニースに渡航しました。

羽田空港から、ドバイ空港を経由し、ニース空港までの空の旅を、複数回に分けてご紹介します。まずは、出国編です。

飛行機での旅行 服装は何を着たらいい?

空港でお見掛けする方々は、皆様思い思いの服装です。部屋着のようなリラックスした服装の方から、ばっちりスーツの方まで。そして、季節感もそれぞれです。半袖半ズボンの方の横に、ニットワンピースの方がいたりします。

旅の用途も各々違うでしょうし、これから赴く先もそれぞれ。皆これから世界に行くのだなぁと感じる、空港独特の光景でもあります。

私はというと、服装を考えるとき、何よりもフライト中いかに快適でいられるか、を重視します。

ポイントは3つ。
・暑くても寒くても大丈夫なように、重ね着をする。
・脚が浮腫むので、着圧ソックスを履く。
・締め付けのない、いろんな体勢を取りやすい服装を選ぶ。

飛行機の中の環境については、機内持ち込みの荷物についての記事でも触れておりますので、ぜひそちらもご参考に。

今回の服装は以下の通りでした。
畳めるダウンジャケット、ストール、カーディガン、ヒートテック極暖、Tシャツ、ユニクロの暖パン、着圧靴下

女性の方が地味に気になるであろう、下着…。ワイヤーが入ったしっかりしたものだとやはり窮屈かと思います。パット付きキャミソールなど、楽ちんなリラックスウェアがおすすめですよ。

搭乗手続き 各社カウンターでフライトチェックイン

今回はエミレーツ航空にお世話になりました。
乗り継ぎ便が同じ航空会社だと、トランジットチェックインも同時に済ませることができます。つまり、経由地のドバイ空港では手荷物検査のみでOK。ここで預け荷物とは到着地ニースまでお別れです。

ここでの注意
・携帯充電器など含め電子機器類は、手荷物へ。
・容器が100mlを超える液体物は、預け荷物へ。
他にも沢山ありますが、詳しくは航空会社ウェブサイトで。

私は、充電器を預ける用のスーツケースに入れていたので、空港ロビーで荷物を開くことに…。比較的安全な日本だったからよかったものの、海外では、防犯の観点からこんなことはできません。

そして事前に気が付いてよかったです。そのままにしておくと、最悪の場合、預け荷物をこじ開けられて没収されるところでした。空港内で注意書きが目に入ってきてよかった…。

こうならないためにも、荷物のルールは、パッキングの際に事前に確認しておきましょう。

空港での過ごし方 待ち時間にすべきことは?

保安検査場で手荷物検査を終えたら、まずは搭乗口を確かめます。

案内板で確認するだけ、遠くから目視するだけではなく、私は実際に目の前まで行ってみるようにしています。案外遠くて時間がかかった、なんてこともありますし、空港によっては、徒歩ではたどり着かず、バスやモノレールでの移動が必要な場合もあります。

例えば、トランジットで訪れたドバイ空港は、とてつもなく広すぎることで有名…。空港敷地内を、電車やシャトルバスが走っており、ターミナル間の移動では、電車を使うしかない場合も。慣れない国や地域の場合、案内を読むのにも苦労するので、事前に空港内のマップを参照しておくのもいいでしょう。

時間厳守な空の旅。先々のことがわかっていると、自分の気持ちにも余裕が生まれるのでおすすめですよ。

搭乗ゲートを確認したら、あとは気ままに免税店巡りです。ちょうどエルメスの口紅が日本に上陸したタイミングで、百貨店では数時間待ちで欠品続き、と聞いていたので、さっそく店頭に行ってみることに。時刻が深夜ということもあり、人がまばらだったのですが、そこにだけ人が集まっていました(笑)

また、フライト中に使いそうなものはたいてい空港内で買うことができます。着圧靴下もドラッグストアで取り扱いがありました。忘れ物に気づいたら、落ち着いて探しにいきましょう。

食事をとる場所もいくつかあります。渡航前に日本の食事を楽しみたい方は、ここがラストチャンスですね。

搭乗前 このタイミングで買うもの

飛行機に乗る前に、私が絶対に購入しておくものがあります。飲料水です。

ご存じの方も多いと思いますが、飛行機内は空気が非常に乾燥します。まるで砂漠だ、という例えも聞くほどドライなのです。乾燥によって喉を痛めて風邪をひいてはこれから旅の始まりだというのに、その先楽しめません。

もちろん乗務員さんにお尋ねすれば、いつでも機内で飲料をもらうことはできます。しかし、私の場合、なにせ大量に飲みたいのと、都度お尋ねするのも煩わしいので、搭乗前に最低でも1ℓは用意しておきます。

大げさなほどまめに水分補給をしておくと、喉の痛みも少ないですし、肌の乾燥も軽減できている気がします。そうやって、いつも1ℓは飲みきってしまいますね。

搭乗時刻前に搭乗口へ

搭乗開始時間より前に、ゲートの前で待機します。お手洗いですが、飛行機が離陸してしばらくしないと機内では利用できないので、先に済ませておくと安心です。

ファーストクラスなどの優先搭乗を眺めつつ、荷物の最終確認をします。足りないものがあれば、買いに走れるなと思いつつ、これまで一度もそんなことをしたことはありません(笑)

搭乗時刻ですが、変更になることもあります。ゲートの案内板に表示がでていることが多いので、確認しましょう。何も表示が出ない場合、周囲にいる係員に尋ねるか、搭乗口前で待機です。

帰路のワルシャワ空港では、30分ほど搭乗が遅れました。
案内モニタに表示されている時刻は予定通りだし(なんなら過ぎている)係員は周りに誰もいないし、とても不安でした。あとで何か言われても「ずっとここにいました!」と言いたいので(笑)チケットに印字された搭乗時刻には必ずゲート前で待機し、移動するよう言われない限り、その場に居続けるようにしています。

いかがでしたか

国際線のフライトでは、2~3時間前に空港に着いておく方が多いです。旅に慣れない方からすると、早過ぎると感じるかもしれません。しかし、必要なことをしようと思ったら、それくらいの時間を設けておいて、ちょうどいい余裕ができるのです。

チェックイン受付に長蛇の列ができることもありますし、搭乗ゲートが急に変更になって予定外の移動をすることもあります。それでも飛行機は待ってくれませんので、すべきことを早めに済ませたうえで、空港での時間を楽しみましょう。

HANAE